プロデューサーの岩田です。

予想通り、自民党の圧勝に終わった衆議院議員選挙。新聞は当選者のデータや投票データ、当落で明暗分かれた候補者のレポートなどでいまだにぎわってます。

私も最近サービスが始まった「朝日電子版」で選挙後の報道を見ていたところ、このデータににふと目が。

で、度肝を抜かれました。

※朝日さんデータお借りしました。ちなみにこのサービスは朝夕刊配達エリアの購読者への無料サービスとのことで、先日チラシで案内されてたので、さっそくiPad用のアプリで利用。一連の騒動から来る解約を阻止するための策か?だとしたら、私の場合まんまとハマりましたよ。

 

 

すいません見にくかったらクリックしてください。

このデータによると、自民党の小選挙区の得票数は約256万票で当選者22人。一方民主党はその約半数の130万票なのに、当選者はたった1名だけ。維新は44万票で1名。共産党にいたっては93万票も獲得したのに当選はゼロ。ところが公明党は、共産党の10分の1以下のわずか9万票獲得で、1名当選です。結果、自公で25議席のうち23議席を大量獲得。

いくらなんでも、こりゃないでしょう。得票率は自公合わせて半分にも満たない47%なのに、議席は90%超。東京の小選挙区570万票のうち、投票総数の半分以上は死に票で、その内訳はほぼ野党票といっていいわけです。

ちなみに公明党の9万票って少なすぎ…なのは当然で、協力体制のもと1選挙区だけ立てた候補者への得票がそのすべてだから。つまり東京小選挙区における公明党の死に票は、ゼロってことです。周到にプランを立てて、小選挙区制のうまみを利用しつくした、与党の高笑いが聞こえてくるようなデータです。

 

得票率なんて関係ない、各選挙区でトップさえ取れればOK。そのためには風を吹かせるか、吹いてる風を止めないことに成功すればいいわけです。つまり今回はおいしいネタの一本化と絶好のタイミングをつくるという戦略で、ものの見事に当たったということでしょう。

キャッチフレーズも確か、「景気回復、この道しか言わない。」だったし(あれ?違いました?)。
しかしよくよく考えてみれば民主党が政権を取ったときも、郵政選挙も、風が吹いていた(またはうまく吹かせた)というだけのことだった気がします。データは見てないけど。こんな制度、いいかげん見直さなきゃ国のためにならんでしょ、とデータを見てあらためて思いました。

 

さて商売柄、各党のWEBサイトもチェクしてみました(←遅い)。自民党だけは選挙向け特設サイトを立ち上げてました。

 


フラットデザインで、レスポンシブデザインでタブレットに対応。

 

しかもスマホには別テンプレートで対応しています。

どう見ても制作に1〜1.5ヶ月はかかる作り込み。やっぱりかなり前から解散は決めてて、周到に準備してたはずです。安倍総理…抜け目のない男。
他の党はもちろんそんなの間に合ってません。盟友の公明党も。※注)選挙後に閉鎖してたらごめんなさい

ただ公明党だけはレスポンシブで作られてました。若年層を取り込みたい野党こそ、スマホに対応したほうがいいと思うんですけどね。