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打合せのウラ目的に!神保町・小川町周辺美味しいランチ<その1>

こんにちは、プロデューサーの岩田です。神田神保町といえば、「安い」「うまい」「ボリュームあり」の飲食店が多いイメージではないでしょうか。学生も多いし、神田といえば新橋と並ぶオヤジエリアの匂いがしますよね。
その通り、ハッキリいってお洒落な雰囲気の店や細かい仕事をウリにする店は少なく、たまにあってもやや残念なことの方が多いです。狭い店内に相席あたりまえ、というような店も多いです。

しかし「コストパフォーマンスにきわめて優れた昼メシを食べる」という目的においては、かなり高い満足度を得られます。
WEBマスターをはじめ、たまには外に出かけたい内勤の皆さま、ぜひイングスで打合せを入れその前後に充実の昼メシを、というプランを立ててください。
それでは、はや10年近くここに事務所を構える不肖わたしのおすすめのお店を、5軒ほどご紹介します。

注)わたくし飲食店で写真をパチパチ撮るのがどうも苦手でして...。メニュー写真のないお店もありますが、ご勘弁ください。

1.てんぷら いもや

知ってる人は知ってるが、知らない人は全く知らない。神保町周辺エリア限定の隠れたチェーン「いもや」(暖簾分けです)の中から、ここをエントリーしました。マップをよく見て、他のいもやとお間違えなく。なぜなら断然ここをおススメするからです。とっても目立たないところにあって、みなひっそり順番待ちしています。

基本メニューは天ぷら定食とエビ天ぷら定食。普通の天ぷら定食は何と650円。この価格で現在はエビ、キス、イカ、カボチャ、春菊でしっかり構成されてます。さらにそこに季節の素材を使った追加メニューを加えることができます。たとえば前回行った時は「カキ(二個):150円」「まいたけ:100円」「ワカサギ:100円」などなど。これがとても魅力的。私はあまり大食ではないので一時的に胃が拡張してくれればいいのにと思います。

みそ汁はこれでもかというほどワカメと豆腐が入った大盛り。漬け物はたくあんとキュウリ漬けがカウンターに交互においてあるので、端っこに座らなければ両方いただけます(笑)。ご飯も最初から大盛りの量なので、私はご飯少なめをオーダーしています。
店内にはいもやの共通ルールとして「おしゃべりしながらウダウダするべからず、黙々と食すべし」という空気が漂ってます。別に緊張しなくてもいいですが一心に食べましょう。

お店は結構年配の寡黙なおじちゃんと、てきぱきした感じのいいおばちゃん(奥さんかどうかは不明)で切り盛りしています。こういう年配のご主人が単独でお店を切り盛りしている場合は、体調が悪くなったり体力的に続かなくなるといきなり休業してしまうことがあります。ぜひ末永く元気でやっていただきたいですが、とにかく定期的に行っとくことにしてます。

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てんぷら いもや:東京都千代田区神田神保町1-32 >>MAP
※ランチは15時くらいまでやっていて、17時から再開されます。

2.安佳里<串揚げ>

まだあまり知られてないと思うので、ある意味今回最もおすすめしたい店。もしさらに混んでランチの終了時間が早まったら困るんですが...。靖国通りと神田警察署通りの間を走る通りを、小川町を超えさらに淡路町方面に向かったところにあるこじんまりしたお店です。

ランチのメニューは串揚げ6本コース(780円)と8本コース(980円)。串揚げの内容は毎日変わります。 ここの串揚げは単に素材を揚げるのではなくて、どれもひと工夫ふた工夫されています。だからおいしいのはもちろんですが、どんなものが出てくるかとても楽しみ。
ふきのとうやたらの芽などの季節の素材が出ることもあるし、素材に凝った下味を付けてることもあるし、すでに料理になっているものを揚げて出すようなアレンジがされてることもあります。お正月明けに「子持ち昆布」を揚げたものとか、「お雑煮」と称してお餅揚げて出汁に入った一品(本)が出てきたのには感動しましたよ。

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安佳里:東京都千代田区神田司町2-7 林ビル 1F >>MAP

※ランチは13時くらいには売り切れてしまうことが多いので、お早めにどうぞ。ちなみに夜もおすすめです。

3.丸香<讃岐うどん>

讃岐うどんの名店。週一は必ず行ってるので、いまさらだがここは外せないです。

かけ系:熱いのも冷やもうまいが、私はひやあつ(麺が冷でダシは熱)が好き。中でもわかめうどんのひやあつはとても柔らかくて質のいいワカメを使ってて文句なくうまい。ワカメは稀少なものらしく、トッピングでの注文はできない。これに梅干し入りでオーダーするのが私の気に入りです。

つけ系:つけ(冷)釜あげ(温)、どちらもうまい。

釜たま系:普通に暖かい釜たまや山かけ入りの釜たま山、冷たいのは山かけや月見山など気候や気分で。でもこっちを食べると隣のダシ入りうどんがうらやましくなるのは私だけでしょうか?

肉うどん系:私はうどんに肉が入るのがあまり好きでないので、注文したことがない。でもみんなよく食べてる。きっとうまいんだろうなあ。

オプション:人気はでっかい「ゲソ天」、いい下味の付いた鶏胸肉とモモ肉で「かしわ天」、そして3種類の野菜の「野菜天盛り」。野菜天はいつも内容を聞いてからオーダーしています。夏場たまに運がいいとトウモロコシが入ってることがあり、これがすごくうまいです。

ところで、このエントリーを書くにあたって、はじめて食べログを見てみました。ここのご主人はどうも香川の名店「山越うどん」出身らしいです。それを知ってから店内を見回したら、麺用の木箱に「山越」の文字が入ってました。
山越は私も食べに行ったことがありますが、どのくらい近い麺なのか判別できません。まだまだですね。

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丸香:東京都千代田区神田小川町3-16-1 ニュー駿河台ビル 1F >>MAP
※相当並んでいても回転が早いので10分か15分待ちくらいで入れます。席に着けば待たされることはほとんどありませんのであきらめないで。

4.TAKEUCHI<洋食・カレー>

2と同じく、まだあまり知られてない路地裏のこじんまりした店。しかしお昼どきは必ず外のイスで何人かが順番待ちをしてます。

ここのランチはカレーを基本とした洋食。カツカレーのカツにイベリコ豚を使っていたり、サラダの野菜などにも品質の高さを感じます。洋食は煮込みハンバーグなどを定番としています。
優しめのアレンジが多く、女性客が多いのもうなずけます。味付けも強烈でないものが多いですが「小悪魔風カツカレー」か何かのときだけは結構辛かった。

みそ汁はいろいろな野菜がゴロゴロ入った、ボリュームのある優しい味の麦味噌仕立て。ご飯は茶碗にまんまるに盛られ、ふりかけとでかい梅干しが乗っかって出てきます。

全体に優しげな香りが漂うランチで、気分をほっとさせてくれます。ただほとんどがカウンター席なので、談笑しながらのランチにはやや不向き。ひとりふたりでのんびりいただきましょう。

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TAKEUCHI:東京都千代田区神田神保町1-20-3 >>MAP
※ランチは16時までと遅くまでやってるようなので、混む時間帯は外したほうかいいかもしれません。

5.スヰートポーヅ<餃子>

神保町で古くからある有名店で、知ってる方も多いでしょう。古びた昭和な店構えが神保町らしくてよいです。メニューは基本的に焼餃子で、13時以降は水餃子、天津包子が加わった3種類のみ。私はもっぱら焼餃子を注文します。

ここの焼餃子は、両端が閉じられていないというちょっと代わった形状です。したがって食べると肉汁が溢れ出す、ということはありません。それじゃうまくないんじゃないの?とおっしゃる方は早計。肉汁はほどほどで、ショウガの効いた餡はくどくはないが味わい深いです。軽い食感なのでどんどんいってしまうのが特長で、私はいつも餃子定食(8個)を注文しますが、中皿定食(12個)を注文する人も、さらにその上の大皿定食(16個)にする人もたくさん見られます。

水餃子はずっと皮が厚くなっており、しっかり閉じられたものがごく薄いスープに入って出てきます。私は最初は水餃子を酢醤油につけて食べ、最後は酢醤油をスープに入れて味付けして食べております。焼もいいけど、こっちもいいですよ。

なお天津包子は、私が苦手な椎茸を全面フィーチャーしているようなので残念ながら注文したことがありません。しかしおそらくこれも間違いないものと思います。

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スヰートポーヅ:東京都千代田区神田神保町1-13-2 >>MAP
※ランチは15時でいったん終了。16時30分から再開します。月曜休みなのでご注意ください。

本日のご紹介はこんなところであります。
WEBマスターの皆さま、ぜひ神保町へ行かなければ!と思っていただけましたでしょうか。
もし好評だったら、気を良くして第二回をやりたいと思います。 それでは!